ここのところ都会に出ることが多くなり、おかげさまで風邪が全然、治りません⁉ 今日も所用で麻布十番辺りをうろついていたのですが、そういえば大風邪をひきこんだのが、この場所だったような。また、ぶり返さなければいいのだけれど、、、。
十番商店街からはだいぶ外れた辺りに、ちょっと気に入っている喫茶店があります。カフェではなくて、まさに喫茶店。メディアなどでは昭和的とか昭和レトロなどいう言い方をよく聞きますが、昭和ってけっこう長かったので、昭和といっても前半と後半、戦前、戦後とバブル時代などさまざまな世相があるような気がします。そういう意味で言えば、この喫茶店「西琲亜(セピア)」は、高度成長期にさしかかった頃の雰囲気といいますか。実際にその頃、喫茶店に通ったということはなくても、なんとなく懐かしい雰囲気です。無愛想なオヤジさんがひとりでやっていて、席に着くと熱いタオルとお水を黙って置いていきます。
テーブルの上には、当たり前に灰皿なんかも置いてあって、暇なときはオヤジさんも席でたばこをふかしていたりします。テーブルが4つとカウンターだけの小さな店ですが、なんだかすごく居心地がよくて。片隅で近所らしき人が、長々と仕事らしき話をしていたりもします。前回、この辺をうろついたときは、定休日で「あっちゃ~」という感じだったので、今回は久しぶりにゆっくりドリップコーヒーをいただきました。
ABOUT ME