私は完全に下戸というわけではありませんが、たまにお酒の席にでることもある程度で、自分から飲みに行くようなことはありません。そんな私にお酒をプレゼントしてくれた人がありました。木島平で米&野菜作りをしている竹内農園の主です。酒の名前は「内山の雫」。内山というのは竹内農園のある地区。竹内さんが作ったお米だけで作った酒だそうです。
米は全国食味コンテストで何度も優勝している折り紙付きのおいしい米。加えて、木島平というところは水のいいところで、湧き出ている龍興寺清水だけを使って、酒造りを始めたのだとか。そうしてできた酒を、なんと雪の室に130日も埋蔵するのだそうです。雪室造りというらしいのですが、かなり珍しい作り方のようですね。雪室は、つねに温度0℃、湿度100%という環境で、アルコールの角が取れるのだとか。
残念なことに、吞兵衛ではない私には、ほかの酒との比較はできない! ですが、口当たりがよく、さっぱりしていて、おいしいと感じられます。周囲の吞兵衛たちが口を揃えて「うまい!」と言うし、取り寄せに走る人が続出しているので、酒好きにも評価されているのではないかと思います。なにやら「ふるさと納税」の返礼品にもなったとか。製造量がそう多くはないので、売り切れになってしまうことも多いらしいので、今年は「もっと作れ!」という指令がとんでおりまする。いま、来年の仕込みの真っ最中。日本海側は大荒れの天気のようですが、ある意味、酒の寝床は順調にできつつあるのかな。
ABOUT ME