毎年、2月の週末は府中市郷土森博物館の梅林で野点が開催されます(コロナ渦の3年は中止だったみたいですが)。スキーの先輩が茶道の先生をしているので、お手伝いにかりだされることが多いのですが、今年のように快晴で暖かい日ならそれも楽し、といったところ。雪だったり、雨だったり、極寒だったりする年は、早く終われ~と心の中で叫び続けます。ま、そういう日は、お客さんも少なくて早じまいになったりもしますが。
今年は暖冬のおかげさまをもちまして、気持ちのいい一日。用意したお菓子130個があっというまにはけ、20個を追加するも予定数終了、ここれはこれで早じまいとなりました。梅林もまさに満開。まだ蕾が固いという年もあるので、やはり今年は暖かいですよね。雪が降ったりもするくせに。この野点は、3月の1週目ぐらいまで毎週開催されるのではないかと思いますが、最後のほうはきっと梅は散ってしまうに違いありません。代わりに桜が咲いていたりして。異常気象がもう「異常」ではなくなり、フツーの気象になってきていて、「梅林の下の野点」などという風流な、日本的な季節感にも、かえって違和感がでてくるようなことになりかねません。3月下旬に友人たちと花見計画があるのですが、ひょっと葉桜見物になってしまうかも。
裏方で手伝うふりだけして、楽屋でのんびりおいしいお茶を一服いただき、風流をかけらも持ち合わせていない私は、これで満足、満足。
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