河原を歩いているとさまざまな鳥に出会います。川の中には大きな黒い鯉が群れになって泳いでいるのも見かけます。そして、一番多く目撃するのは、飼い主をつれて散歩をしていらっしゃるらしいお犬様です。私は犬嫌いというわけではないのですが、河原で出会う犬たちはおおむね嫌いです。以前に、立っている周りを吠えながらぐるぐる回られたり大きな黒い犬がダッシュしてきて、すぐそばにいた茶色い犬に襲いかかったり、、、何度も怖い思いをしてきたからです。いまでは、小さい犬でもなるべく近寄らないように避けて通るようにしています。避けられない場合は、河原から上がって、通り過ごしてからまた河原に降りるとか。
飼い主さんにとっては家族同然、こんなにかわいい子はいない! と思っているのでしょうが、他人にとっては見知らぬ、いつ牙をむくかわからない動物にしか見えないということもあるのですよ。これもそれも、よーするにリードもつけずに放して歩いている人がけっこういる、ということです。人がすれ違うのがやっとの小さい橋の上に、放しているシベリアンハスキーがいました。3頭のシベリアンハスキーを連れていた飼い主は、うち2頭にはリードをつけていません。匹ではなく、頭という単位で呼ばれるサイズの犬ですよ。顔も怖いし。私は思わず立ちすくんでしまいました。
その飼い主さん曰く「うちの子はおとなしいから大丈夫ですよ」と笑いながら言うのです。実際、怖い顔のわりにはおとなしい性格の犬らしいですが、そんなことは私は知りません。この獰猛そうに見える動物と、橋の上ですれ違わなくてはいけないの? とっても無理! 来た道を引き返し、河原の上の道を通って帰りました。お願いです、せめてリードをつけてください!
お犬様ばかりではなく、まるまると太ったカラスも群れになっていると怖いですね。いつも餌をやっているジイサンがいるし、、、。ハトも群れているとけっこう迫力があります。サギもよく見ると怖い顔をしています。まあ、それだけ自然が豊かという考え方もできますが、サイズはスズメぐらいまでにしていただくとありがたい。野生の生き物に餌を与えるのはやめましょうね。