神代植物公園、5月恒例のバラフェスタが９日から始まるというお知らせをもらいましたが、今年はなんでもかんでも早回し。今日も半袖で汗をかくくらいの夏日で、ひょっとしたら、もう満開なのではないかなと思い、ちょっと覗きに行ってきました。案の定、藤やツツジは完全に終わっていて、バラやシャクナゲが満開。どころか、終わり始めているもけっこうあります。ありゃ、バラフェスタは、枯れバラフェスタになりかねない勢いですよ。
大型連休は、案外、近場は大混雑というほどではないようなのすが、それでも一応、開園の９時半を目指して散歩がてら出かけていきました。正解！ まだ日差しもそれほど強くなく、来園する人も少ないとはいえませんが、まあまあ、混雑というほどのこともありませんでした。ぐるっとバラ園を歩いて、シャクナゲや日本庭園、いまが一番元気な新緑の林をそぞろ歩き、バラ園に戻ってくると、もうすでにヒトフェスタになりかかっていました。バラフェスタの時期は、平日でもけっこう人出があるので、大型連休だもん、そりゃそうだろうと。平日は年齢層が高い感じですが、休日は家族連れ、子ども連れが多いようです。親子三代的なグループもけっこう見かけました。
神代植物公園のバラ園は、バラの種類も多く、その広さというか植えられているバラの木の数も多いので、かなり見ごたえがあります。これがバラか？というイメージのかけ離れたものや、植物の色か？という摩訶不思議な色合いのものもあり。とても濃厚な香りが漂っています。花屋さんに並んでいるバラからは、そんなに強い香りの花という感じは受けないのですが、数が多いからか、香りの強い種類もあるせいか、バラ園全体になんだか妖艶な感じのする香りが横たわっているようです。高貴かつ妖しい、しかもある程度の年輪を重ねた女性に似合いそうな香りですよね。
フェスタが始まると、バラの香りのソープやさまざまな小物を売っているスタンドやバラの香りのスイーツなどの店が並びます。フェスタ前でもバラのソフトクリームの店が出ていて、けっこう行列ができていました。いろいろな種類のバラの苗も人気があります。フェスタが始まると、苗の種類も数ももっと多くなるのではないでしょうか。咲き誇るバラ園の花を見ていると、苗を買ってベランダでも、、、とつい思うのですが、鉢植えではこの迫力は出ませんねぇ。
