日日是好日

パズルスペースぶんかぶ

書店に行けば、いやスーパーマーケットの一角でも、パズル本がいろいろ売っています。いまは手に取ることはないのですが、かつてドハマりにハマっていたことがあります。新書判くらいの大きさの「ペンシルパズル」が出始めた頃。二コリというパズルを作っている会社が出しているものでした。パズルを作るという職業があることを初めて知りました。パズル的なものを解くのは大好きなのですが、「作る」というのは、また別の頭の構造なのだろうなぁ~と思ったのを覚えています。

私は、解く専門。鉛筆片手に電車の中でもカフェでも、どこでも、時間に隙間があれば「数独」とか「カックロ」とか「ナンクロ」とか、とか、とか、やりまくっていましたね。あるとき、ダメだこれは! ほかのことが何もできない! と気づき、やめたのですが、中毒を脱するのはなかなか、、、。それでもいつしかパズル離れをすることができて、いまでは毎日新聞の朝刊に載っている「朝から数独」を1日1問、頭の体操的にやっている程度です。しかしながら、これがあるから毎日新聞がやめられない!

もともとニコリの関係者だったらしい人たちが「頭の遊び場 ぶんかぶ」というパズル好きな人々人のためのスペースをオープンしたから、覗きにいってみない? と、先日、友人に誘われ、行ってきました。その友人は、私がかつてパズルにハマっていたことなど何も知らないのに、私からパズル好きのにおいを感じたのでしょうか? とにもかくにも二つ返事で出かけて行ったのでありました。TBSで「東大王」というクイズ番組をやっていて、私もたいていは見ていたのですが、ここに登場する東大生たちは、みんな、クイズ研究会?の人たち。そして、ニコリもこのぶんかぶも、ここの出身者たちらしいということを知りました。この番組に出ている人たちの情報量、知識量、そしてそれをみんな覚えている記憶力には恐れ入るしかありません。クイズ脳というのがあるのだとか。

「ぶんかぶ」には、いろいろなパズル本やカードゲームなどが置いてあり、イベントのある時以外は見放題、使い放題だそうです。私たちもカードゲームなどで少し遊ばせてもらいました。近くにあったら、通いそうで怖いなぁという感じですが、1時間500円はちょっと高いなぁ。パズル本を1冊買って、ドトールにでもこもったほうが安上がりな感じです。1時間で1冊できるわけもないので、コーヒー250円で、何日間か楽しめる、なんて考えるのはせこいか~。「ぶんかぶ」は、パズル・クイズ好きばかりではなく、ご近所の高齢者の方々にも頭の体操に来てほしいとおっしゃってましたが、年金暮らしにはこの値段ではちょっと足が向きにくいかなとも思います。

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よるべ渚
よるべ渚
馬が大好きエッセイスト。自分でも少しばかり乗りますが、折り紙付きの下手くそ。いつも馬に馬鹿にされています。野球好きでもあり、ベイスターズファンのはしっくれ。日本語を読んだり書いたりするのが好きなだけでテーマ無限大、つまりは収拾のつかない日記です。

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