日日是好日

古本の返品

特殊な本や、すぐにでも読みたい作家の新刊などは、普通の本屋さんで買うこともありますが、チャンバラ小説などはブックオフで「あるもの」を買うということが多くなりました。チャンバラ小説などは、一定のファン層があるというか、マメに足を運んでいるとシリーズものでもけっこう全巻揃ってしまうものです。地元だけではなく、アチコチのブックオフに出没してたりはしますが。

先日、吉祥寺のブックオフで買った本の中に、ものすご~く書き込みがしてある本がありました。ページの半分ぐらい赤線が引いてあったり、別にどうということない名詞が赤丸で囲われていたり、あげくに余白に達筆というのかなんというのか、まるで判読できない続き文字で(横書きなので達筆というたぐいではなさそう)書き込みがあるのです。1か所や2か所なら、まあセコンドハンドだし、、、と思って見逃したこともあるのですが、今回、あまりすごいので、ちょっとすごいところだけ付箋を貼ってみました。その「すごいところ」だけで10か所以上!

この本を買ったとき、同じ本が2冊並んでいたことを思い出し、ひょっとしたらまだもう1冊が残っていて、交換してもらうことができるんじゃないか? と思い立ち、当該本を持って、レシートを持って、吉祥寺のブックオフに行きました。

1週間たっていましたからねぇ、やっぱり同じ本はなかった、、、。古本で、またこの小説に出会う確率はどのくらいあるのかなぁ。書き込み付きでも手放せば、次に手に入るかどうかはわかりません。でも、一応、お店の人に言ってみました。買い取るときに当然チェックしているのでしょうが、チェックもれ? その書き込みの量にお店の人もびっくり。買ったときには隣に同じ本があったので、交換してもらえればと思って、、、と言ったら、お店の人がふたりがかりで引き出しとか在庫を調べてくれて、なんと、同じ本を見つけてくれました。で、交換。ということで話は終わりなんですが、もし同じ本がなかったら、返品を受け付けてもらえたのでしょうかね?

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よるべ渚
よるべ渚
馬が大好きエッセイスト。自分でも少しばかり乗りますが、折り紙付きの下手くそ。いつも馬に馬鹿にされています。野球好きでもあり、ベイスターズファンのはしっくれ。日本語を読んだり書いたりするのが好きなだけでテーマ無限大、つまりは収拾のつかない日記です。

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