今日、長い付き合いの友人の葬儀に行ってきました。今年は、9月、10月、11月と三人目。一人は80歳を超えましたが、あとふたりは70代の半ばでした。「よっ、ついに後期高齢者と相成りましたね!」とからかっていたばかり。現代では、早い旅立ちと言えるのではないでしょうか。三人ともいわゆる「難病指定」ということで、要するに手の施しようがないということ。3年以上にわたる闘病の末でした。
親世代が先に逝くのは「順送り」で、寂しいとか悲しいとかいうこととは別に、いたしかたのないことだと納得します。一方で90代も後半になっていたり、100歳を過ぎていたりしながら、元気で普通の生活を送っている人もいます。そういう人はスーパーマンとかウルトラマンとか言っていますが、元気ではなく他人の力を借りながら、ようやっと生活している人が「もっと長生きしたい」と言っているのを聞くと、「もう、よろしいのでは?」という気分にもなります。今日、旅だった友人には「彼岸で待ってて。なるべく早く行くからね」と伝言してきました。今日、明日に死にたいとは思わないけれど、そんなに長生きしたくはないなぁとつくづく思うのでした。
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