選挙後半戦、本日終了。やっと静かになりました。うちのほうは、市議会議員選挙だけだったのですが、たぶん、そーとー投票率は低かったのではないでしょうか。お昼前に投票所へ行ったのですが、がらんとしてました。私の家は、投票所から歩いて2分ぐらいのところにあるので、投票日は道を歩いている人をたくさん見かけるはずなのですが、人通りもあまり多いとは思えませんでしたし。
立候補者はうじゃっといる感じですが、議員の定員から見ると、落選するのが数人というレベルなんじゃないかと思います。立候補者は圧倒的に「無所属」というのが多いようです。いずれかの党に公認されている人や推薦を受けている人は、ある程度の方向性はわかる感じなのですが、無所属はどっち側の無所属なのか、何がしたい無所属なのか、さっぱりわかりません。ここ数日、買い物に出かけただけで、たくさんの選挙カーには出会いましたが、たいていは名前の連呼、お願いの連呼で、考え方や方向性はまったくわからず。選挙公報のようなものを見れば多少はわかるのかもしれませんが、だいたい耳障りのいい言葉しか書かれていない感じです。福祉の充実なんておしゃいましても、誰に向けたどんな福祉なの?ってな感じです。投票するのも難しいやね。
政党名が表示されていても、聞いたことのない名前だったりもしますしねぇ。NHKなんちゃら党(ダーシーとかガーシーとかいう人のオトシマエはつけたんかい?)、「女性を笑顔にする政党」とかなんとかいうのもありましたね。駅前でクルマをとめてなんかしゃべってたけど、なぜか立候補者は男で、運動員?みたいな人もみんな男。で、スピーカーから流れるのは女声。通り過ぎただけなので主張はよくわかりませんが、職場の女性を笑顔にするとか、家庭では妻を笑顔にするとか、言っていました。主語がないよね~、誰が? 男が女を笑顔にする? なんたる上から目線! この一行だけでも大変な女性差別が内包されていると思うのですが、こういう政党名を掲げる候補者たちは差別が内包されていることにさえ気づいていないのでしょう。「あなたに笑顔を」なんて言えば、幸せになりたい女たちがホイホイ投票してくれるとでも思っているのでしょうかね。女はそんなに甘くはないぞ!