日日是好日

広島原爆資料館

G7サミットの話題がけたたましいですね。7だけじゃなくて、けっこう大勢、山頂の方がお見えのようで。ゼレンスキー大統領は頑張ってるとは思いますが、彼が参加したことで、完全に被爆地における戦略会議という感じになりましたね。原爆資料館は、本当はプーチンにこそ、見てもらいたいと思うのですが。いま核兵器を使ったら、こんなもんじゃすまないんだぞ、と。

私が原爆資料館に初めて行ったのは、小学校高学年ぐらいのときだったと思います。もちろん、親に連れられて、です。そのときは原爆資料館という名前ではなかったかも。合計3回訪問しているのですが、そのたびに建物が変わっていたと思います。たぶん、3回は建て替えられているんじゃないかなぁ。そのたびに展示物や展示方法も変化していると思います。細部まで記憶しているわけではないので、印象だけですが。そして、変わるたびに展示物も展示内容も展示方法もソフトになっているようなきがするのですが。なんていうのかなぁ、衝撃度が軽減されているというのか。

3回目に行ったときは、広島市民球場に友人たちと野球を見に行ったとき。たぶん、いまの建物になっていたとのではないかと思います。ずいぶん、明るくなって、いわゆる悲惨さがせまってくる展示とか衝撃的な展示はなくなったんじゃないかなぁと思ったのですが、一緒に行った友人たちは「あまりにもむごい。すごすぎる」と言っていたので、初めて見る人には、それでもかなりインパクトはあるのでしょう。そして、「自分の子どもや孫には見せたくない」と言った人がふたり。えっ? 逆でしょう? 見せておかなければいけない! じゃないの? そういう感想を持つ人がいることに、かえって驚いてしまいました。議論はしませんでしたが、そういう時代になったのかしら。そりゃ、被爆地で現戦争の戦略会議が開かれている時代だもんねぇ。

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よるべ渚
よるべ渚
馬が大好きエッセイスト。自分でも少しばかり乗りますが、折り紙付きの下手くそ。いつも馬に馬鹿にされています。野球好きでもあり、ベイスターズファンのはしっくれ。日本語を読んだり書いたりするのが好きなだけでテーマ無限大、つまりは収拾のつかない日記です。

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