ここ数日、関東では雨模様の日が続いています。そろそろ梅雨入り? と思いきや、天気予報では終日降ったりやんだり、、、などと言われていながら、やんだり晴れたり? 昨日、今日と2日続けて馬に乗りに行ってしまったのですが、両日とも、朝出るときはシトシト降り。やめようかなぁと思いつつ、カッパに雨用ブーツという装備で、一応、出かけていきました。と、鞍をつけるころには雨はあがり、曇天ではあるもののカッパは無用という感じになりました。
雨でも乗るの? と、聞かれることがあるのですが、いつも「雨で中止になるスポーツは野球だけです」と答えることにしています。まぁ、野球だって土砂降りでなければやりますけどね。乗馬は雷が鳴っていなければ、やることになっています。馬がかわいそうという人もいますが、馬は案外、雨でもへっちゃらです。ただ、乗り手のほうがねぇ、2ミリ以上の雨だとたいていメゲます。雨でも元気に走り回っている馬はいいのですが、実は降りてからの手入れが大変なのでありますよ。
今日も雨はやみ、少しだけですが日差しまであり、汗ばむような陽気でした。馬も汗ばみます。で、乗り終わったあとに丸洗い! ぬるま湯で全身、とくに泥だけになった足をていねいに洗うことになります。ちゃんとした洗い方を教えてもらったのは、今日が初めてでした。馬用シャンプーでごしごしこすります。いままでは、痛いんじゃなかろうかとあまり力を入れてこすっていなかったのですが、力を入れてごしごしするほうがいいのだそうです。馬の皮膚はびっしり毛が生えているわけで、ごしごししても痛くはない模様。むしろ、マッサージになって、馬も気持ちよさそうな顔をしてます。
大事なのは馬の生命線、足。とくに肘から(人間の感覚だと膝からって感じ)下の汚れをしっかり取ってあげること。ここがいちばん汚れやすく、汚れが落ちにくく、汚れたままにしておくと皮膚病になったりしがちなのだそうです。もう、気合い入れてごしごしです。当然、足の裏も。蹄鉄と爪の隙間は、いかにも汚れがたまりやすそうです。しっかりごしごししたあとは、ぬるま湯で全身シャワー。流れてくる水が透明になるまで、しっかり洗い流します。あ~、さっぱりした! という感じ。乾いたタオルでしっかり水気を取って、あとは完全に乾くまで、馬の日干し? けっこう重労働ですが、ピカピカになった馬たちの気持ちよさそうな顔をみると、疲れは吹き飛びますよ。