この暑さは異常です! 日が暮れてからも30℃もあるなんて! ただ暑いばかりではなく、湿度も高いので、日陰でじっとしているだけでも汗がしたたり落ちてきます。こんな日に炎天下で運動をしているのは誰だ? 私じゃありませんよ。さすがに本日は、エアコン+扇風機の中でゴロゴロしてすごしました。
加えて水害ですよね。雨の量も異常です。カラッと乾燥した暑さならまだマシなのにと思っていたら、そっちはそっちで山火事が発生したりするので、どっちを向いてもいいことがまったくないように思えます。地球はもう、動物の生息できる星ではなくなりつつある感じです。まぁ、完全に滅亡するまでには、まだ時間はありそうですけど。少なくとも、私のほうが早く死ねるのではないかと。
今日は、さすがに馬に乗りに行こうとは思いませんでしたが(予定もありませんでしたが)、先日、また真夏日とやらに乗ってしまいました。10時からのレッスンなのに、すでに30℃を超え、その日のインストラクターの第一声は「マスクは外してください!」でした。その声で改めて周囲を見回すと、あらら~、こんな日にまだマスクしている人がいるんだ~、とそっちのほうに驚いた次第です。
昨年、この乗馬クラブでは7回、熱中症で救急車の出動要請をしたそうです。うち、マスクをしていた人が5人だとか。救急車を呼ぶまでには至らなくても、保健室からはみ出すぐらい、毎日、具合の悪くなる人は続出のようで。私も、馬から降りて馬場にうずくまっている人を何回か見かけました。介抱に走り回っているスタッフも倒れるんじゃないかと、そっちも心配したりして。
この乗馬クラブでは、毎日、およそ延べ300人ぐらいの人がレッスンを受けているのではないでしょうか。1日1レッスンの人もいれば、2レッスン、3レッスンの人もいます。週に1回の人もいれば、毎日のように通っている人もいるので「延べ」です。1週間(6日間)で、延べ1,800人? 酷暑に日々を2か月とすれば延べ1万5,000人ぐらいの人が炎天下で(いやいや雨の日も曇りの日もありますが)馬に乗っているわけで、救急車の出動が7回というのは、むしろ少ないほうかもしれませんね。インストラクターも休憩を多めにするとか、途中で水分補給タイムをとるとか、いろいろ工夫はしているようです。
私が救急車を見たのは1回でしたが(毎日、行ってるわけでもないし~)、患者は若い人でした。馬場でうずくまっている人はふたりほど見かけましたが、やはり若い人でした。高齢者は自分の体調に敏感で、転ばぬ先に杖をつくようなところがありますが、若い人には自己過信があるのかなぁとも思います。そして、マスク! 日焼け防止のつもりですか? その役割は果たしていないと思いますが。子どももマスクをしている場合がおおいですね。親にきつく指示されているのかも。「どうしてもマスクをするというなら、あごの下まで下げてくれ~」と懇願しているインストラクターさんもいました。「コロナより、熱中症のほうが怖いぞ!」と。
屋外でディスタンスもとれているのに、なぜまだマスク? そういえば、まだ街中でもけっこうな人がまだマスクをしていますね。「お国」がマスクをしろと言えばして、いまだ「お国」は外してもいいですよとは言っているものの「外しなさい」とは言っていないのでしている、、、という構図かなぁ。指示されれば従うけど、自己判断は放棄、、、という国民性なのかなぁ、やっぱり。