例年なら5月の連休あたりが盛りだという根津神社の躑躅。桜と同様、今年はこちらもかなり早くに満開を迎えていました。谷中あたりに住んでいる友人たちから情報を得て、「そろそろいいんじゃないの?」とばかりに出かけて行って、大正解。いま、まさに見ごろを迎えています。見物客も多くはありましたが、平日なのでごったがえしているというほどでもありません。屋台やテントの店も閉まっているところが半分ぐらいはありましたし。
根津神社の躑躅苑?は、躑躅の中を縫って歩こうと思うと入場料300円がかかります。ネットの情報では、「入場無料」となっているのに、現場に行ってみれば「入場寄進料300円」と。払わなければ入れないので、はっきり「入場料」とおっしゃいませよ。300円を惜しんだわけでもありませんが、入場はせず、躑躅の間を縫って歩くのはやめました。100種類以上の躑躅が植わっているそうですが、人の背より高いものも多く、中に入って至近距離でみるよりも、一歩離れて全体を見るほうがきれいなんじゃないかなとも思います。「入場しないで写真を撮る人は、張ってあるロープの中には入らないように」という立て看板がありました。ロープの中には入りませんでしたが、なんとなくせこくない?(笑)
観光客の20%ぐらいは外国人。谷根千と言われる辺りは、外国人と言ってもとくに白人系の方々がほとんどのようです。まぁ、東アジア人は、いても日本人と見分けがつきにくいということもありますが。でも、聞こえてくる言語に中国語らしきものや韓国語らしきものはほとんどありませんでした(どっちの言語もまったくりかいできませんが、トーンなどでなんとなく何語かはわかりますよね)。朝倉彫塑館で出会った青年は、ポーランドから来ているとのことでした。根津神社で写真を撮ってあげた母娘はフランスから来た人。谷根千はなぜかヨーロッパ系の人に人気があるようですね。