北信州木島平村から、新米が届きました。いまや隠れたブランドになりつつある木島平のお米。作っているのは竹内農園の竹内さん一家。実は冬場はスキー学校の先生で、スキー仲間がレースなどの運営を手伝ってもらっている方々です。手伝ってもらっているというより、おんぶにだっこという感じですが。
今年は日照がきつかったので、すでに9月には収穫が終わっていたそうですが、ちょっと出遅れてしまって10月になってからの到着。今年は、糖度などは例年以上ですが、猛暑のせいで水分がちょっと少なめ、さっぱり系の米になったとか。ふむふむ、では水分ちょっと多めに炊けばいいのねと独り合点し、新米は通常、水は少なめで炊くところを普通の水の量で炊きました。しっぱ~い! ものすごく柔らかいご飯が炊けてしまいました。水分量、ほとんど変わらないじゃないかよ~!
柔らかめに炊けたとはいえ、これはお米の味を堪能しなければと、具材なしの塩結びにしてみました。そして、「新米! 新米!」と言って、知り合いに押し付けたりして。押し付けたとはいえ、みんな、やっぱり木島平のお米はおいしい! と、好評でした。
この時期は、日本中で新米が収穫されるので(当たり前ですが)、友人たちもそれぞれ知り合いから新米が届いているようです。私は、親の世代からずっと遡っても東京生まれの東京育ちなもので、米作り農家の知り合いはスキー関係の人ばかりなのですが、友人の中には幼馴染が田舎に帰って農業を始めたとか、昔の職場の友人が米作り農家に嫁いだとか、いろいろなおいしい関係があるようです(笑)
そんなわけで、私も新潟の新米をいただき、信州の新米をお返しするなど、新米があちこちで飛び交っています。なんだか、うれしいですね。やっぱり、米は日本の食の根幹だわぁ~という感じ。もうすぐ福島の新米もいただく予定。いろいろ食べ比べてみると、グルメではない普通の舌でも、地域によってそれぞれの米の味があるのだなぁとわかります。楽しみ、楽しみ。